2018.12.15
引越一番、家電販売を強化<中部経済新聞>平成30年11月27日(火)
引越時の買い替え提案 19年12月期1億円へ
引越業の引越一番(本社 刈谷市今川町、本田的士社長 電話0566・61・1541)は家電販売を強化する。 引越時に家電の買い替えを検討する家庭は多く、引越と同時に家電を販売することで顧客の利便性向上を図るのhが狙い。 2019年12月期は家電販売だけで1億円の売り上げを目指す。(刈谷 片桐芳樹)
本社は平成17年夏、名古屋営業所(北区若葉通)を併設してエディオンのFC店【エディオンデンキ一番店】をオープンし、家電販売に本格参入にした。引越時に新たな家電を購入する際、引越と家電の届く日がずれたりして不便さを感じる顧客の声を聞いていた。 同社は、これに対する形で家電販売を始めた経緯がある。 エディオンのFC店に加盟し、店舗をかまえると共に「住替e(え)家電サービス」の名称で家電販売事業をスタートした。 月2回、社内で家電に関する勉強会を開くなど提案力の向上に努めてきた。 現在、月間20件近くの受注があり、18年12月期は家電販売だけで約6千万円の売上を見込んでいる。冷蔵庫や洗濯機、エアコン、TVなどが売れている。 今後、家電販売に強化にあたり、現在5人いる引越しの営業担当者について家電製品に関するアドバイザー資格のの取得を目指すなど、より専門知識を高めていく。 また、古い家電の引きとりや、FC店としてエディオンの長期修理保証やポイントサービスが利用できるメリットを強調している。 本田社長は、「家電販売は、好評を得ており、今後もっと伸ばしていきたい」と話している。